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ストラクチャー(ストーン・フィニッシュ)とは、専用のマシンを使って、板の滑走面に規則的な「溝」を刻むことを言います。
ボードが雪面を滑走する時、その摩擦熱や加圧熱によって雪が溶け、水滴が「ボールベアリング」の役目を果たして、「板」をさらに走らせると言われています。
しかしこの水滴があまり多くなると逆に吸着現象を起こし、かえってその滑りを阻害してしまう場合があります。春先の水分率の高い湿雪状態で、板が急に滑らなくなってしまった経験をお持ちの方もおられるでしょう。
ストーン・ストラクチャー(ベースマーク)は、この水滴を、滑走に必要な適量に保つ働きをします。つまり水滴が多すぎる場合は「排泄」を、少なすぎる場合は「保持」を行うわけです。
ストラクチャーには、大きく分けて、「シングル」と「クロス」があります。
シングル・ストラクチャーは、主に雪温が極端に低く、水分率が低い雪質に有効と言われています。これは接雪面積当たりの圧力を増加させ、摩擦熱を増長させることにより水分を多発させ、なおかつその水分を外に逃がさないという原理による物です。
これに対して、クロス・ストラクチャーは、その「クロス模様」により、余分な水分を粉砕し、なおかつ外に排泄し、滑走に必要な量に保つ働きがあります。このクロス・パターンは、特に水分率の高い日本の雪質で、その効果を発揮します。
しかし一概に「シングル」「クロス」と言っても、その「深さ」「間隔」「長さ」などの組み合わせは無限に存在し、その中からその時の雪質にあった「ストラクチャー」を選択することは、一流のチューンナップ・エキスパートでも「至難の技」といえます。
これに対してサンディング・フィニッシュとは、いわゆるサンディング・マシンを使って行います。基本的にサンディングとは、酸化した滑走面を除去したり、細かい「きず」を取り去る場合に使いますが、この時に滑走面に不規則的な「溝」を刻むことが出来ます
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